Case1 手足の乾燥が強い
ここ数日手足の乾燥がひどくて粉も吹いている状態です。おまけにかゆみもあって。ひび割れ等はありません。一応手にはハンドクリームを使ってはいるんですけど、何か良い薬はありませんか。
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☑症状・・・ここ数日手足の乾燥(粉吹き)とかゆみがある
☑使用者・・・50~60代の女性
☑特記事項・・・服用薬・持病・アレルギーなし
☑その他・・・ひび割れ等なし
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選んだ薬
〇ヘパソフトプラス
〇ケラチナミンコーワ乾燥かゆみクリーム20
〇ケラチナミンコーワ乳状液20
薬の選び方
冬場の乾燥や粉ふき肌は肌の水分不足が原因です。
ですから保湿剤が必要になってきますが、既にハンドクリームを使っている場合には医薬品の保湿剤を検討する必要があります。
では選ぶべき保湿剤は以下の選択肢があります。
〇ヘパリン類似物質 〇尿素 〇ワセリン 〇プロペト
選び方としては次の事を考えてください。
<保湿剤の選び方>
☑ 迷ったらヘパリン類似物質
→ 保湿力・使いやすさ・刺激性のバランス◎
☑ 傷や炎症がなければ尿素
→ コスパ良く、保湿力も高い
☑ 傷・ひび割れ・乳幼児にはワセリンかプロペト
→ とにかく低刺激&安心感◎
⇒動画(1)「保湿剤の選び方」参照
今回のケースは手足に使用する事を考えると使用感を考えてヘパリン類似物質か尿素が推奨されるでしょう。ただしその際は傷があると尿素は使えませんので出血やひび割れがないか確認するようにしてください。
かゆみがある時は保湿剤+αも
今回のケースの様に粉ふきがある乾燥の場合はかゆみを伴う事も多いです。
ですから「保湿剤+かゆみ止め」が選択肢になります。また乾燥の範囲が広範囲の場合はクリームではなく乳液タイプも推奨しやすいです。
【保湿剤+かゆみ止めの具体例】
<ヘパリン類似物質+かゆみ止め>
〇ヘパソフトプラス<尿素+かゆみ止め>
〇ケラチナミンコーワ乾燥かゆみクリーム20
〇ケラチナミンコーワ乳状液20
薬の接客例
肌の粉ふきですが、こちらは多くの場合「乾燥」が大きく関係しています。
ですので、まずはしっかり保湿してあげることで、今の状態が落ち着きやすくなります。
お話を伺うと、かゆみもあるとのことでしたので、今回は「保湿」+「かゆみを抑える」この2つを兼ねたタイプをご紹介しますね。
こちらの ヘパソフトプラス と ケラチナミンコーワ の2種類になります。
まず ヘパソフトプラスですが、病院で処方されるヒルドイドと同じ成分として知られる「ヘパリン類似物質」が入っています。ベタつきが少なく保湿をしっかりサポートしてくれるタイプです。
もう一つの ケラチナミンコーワは尿素が入った保湿剤で、クリームと乳液タイプがあります。
尿素は、傷や強い炎症がある部分では使えないのですが、お客様のお肌の状態を伺う限り、問題なく使いやすいかと思います。
どちらも保湿力はしっかりありますので
「サラッと使いたい方はヘパソフトプラス」
「広い範囲に塗るなら伸びが良いケラチナミンコーワの乳液タイプ」
という選び方で良いかと思います。
塗る回数は、可能であれば 1日2回以上 が理想です。タイミングとしては
- 朝
- 入浴後
- 就寝前
この3つがとてもおすすめです。
特に入浴後は肌が柔らかくなっていて、成分がなじみやすいタイミングなので、ここだけは忘れずに塗っていただくと効果的ですよ。