Case3 手荒れorしもやけがある
先週から指が腫れてかゆみがあります。ひび割れも起きていますが血は出ていません。保湿剤やハンドクリームは使用していません。これまで冬場に手荒れになる事もたびたびありました。
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☑症状・・・先週から指の腫れとかゆみとひび割れ
☑使用者・・・10~20代の女性
☑特記事項・・・服用薬・持病・アレルギーなし
☑その他・・・ハンドクリームなどの使用なし
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選んだ薬
ヒビケア軟膏
ケラチナミンコーワヒビエイドα
手荒れとしもやけの判断が付かない時
冬場の手の症状は明確に「手荒れ」「しもやけ」と判別が付けば薬選びはそこまで難しい話ではりません。
☑しもやけ・・しもやけに特化した薬(+ステロイド追加)
☑手荒れ・・保湿剤+ステロイドor手荒れに特化した薬
⇒動画(2)「手荒れの薬」参照 ⇒動画(3)「しもやけの薬」参照
しかし問題は「どちらか分からないケース」や「両方が併発しているケース」です。
その場合は次の薬を考えてください。
- 症状が軽度の場合
⇒手荒れに特化した薬を選ぶ(ヒビケア軟膏やケラチナミンコーワヒビエイドα) - 症状が中程度以上の場合
⇒ステロイド+αの薬を選ぶ
症状が軽度の時は手荒れに特化した薬
まず「手荒れに特化した薬」を選ぶ事でしもやけにも手荒れにも有効になります。
例えば代表的な手荒れに特化した薬のヒビケア軟膏は次の通り。
<ヒビケア軟膏>
トコフェロール酢酸エステル(血流改善)・・しもやけに有効
グリセリン(保湿)・・手荒れに有効
アラントイン(皮膚修復)・・両方に有効
パンテノール(皮膚修復)・・両方に有効
ジフェンヒドラミン(かゆみ止め)・・両方に有効
特に血流改善のトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)はかなり多めに配合されています。
症状がひどい時はステロイド
もし、しもやけか手荒れがどちらもあり、症状がひどい場合(特に手荒れ)だと「手荒れに特化した薬」ならば十分な改善が見られない可能性があります。
ですから症状がひどい時にはステロイドの追加が理想的です。
ただし「手荒れに特化した薬」と「ステロイド」の両方を購入すると2000円近い、あるいはそれ以上の値段になる可能性があります。
ですから症状がひどい場合には中程度ステロイド+αの薬を考えてみてください。
例えばメディクイック軟膏R、メソッドプレミアムAS軟膏、オイラックスPZリペア軟膏等はステロイドに加えてしもやけにも有効なビタミンEや皮膚修復成分も配合しています。
つまりこれ1本でしもやけと手荒れの両方をカバーできる薬になり、もし効かない時は受診を勧める口実にもなります。
薬の接客例
指の腫れやかゆみ、ひび割れがあるとのことで、とてもつらい状態かと思います。
このような症状は、乾燥による手荒れと、冷えで血行が悪くなる事によって症状が出やすくなります。
そのため「血行をサポートする成分」+「保湿」+「皮膚の修復」これらをまとめてケアできるタイプがおすすめです。
具体的には ヒビケア軟膏 と ケラチナミンコーワ ヒビエイド の2つになります。
まず ヒビケア軟膏 ですが、血行を促す成分や保湿成分、皮膚の修復を助ける成分がバランスよく配合されていて、かゆみを感じにくくする成分も入っています。ひび割れと乾燥が両方気になる方に選ばれることが多いタイプです。
もう一つの ケラチナミンコーワ ヒビエイド も同じように、血行・保湿・皮膚のケアをまとめて行えるタイプで、しっとりめの使用感が特徴です。
どちらも今の症状に使いやすいお薬なので、
「ベタつきにくい方が良ければヒビケア軟膏」、
「しっとりケアしたい方はヒビエイド」
という選び方がよりおすすめです。
塗るタイミングとしては、可能であれば 1日2~3回 を目安にしてください。
特に朝・入浴後・就寝前この3つは保湿効果が続きやすいタイミングなので、意識してみてください。特に入浴後は皮膚が柔らかく、成分がなじみやすいので、ここだけは忘れずに塗っていただくと良いと思います。
もし1週間ほど続けても変化がない場合や、赤み・腫れが強くなる場合は、炎症を抑えるお薬(ステロイドを含むタイプ)を検討することもあります。その際は遠慮なくお声がけください。