Case3 鼻づまりがある
今アレグラを飲んでいるんですが最近鼻づまりがひどいです。他に良い薬はありませんか?仕事で車を運転します。
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☑症状・・・鼻づまり
☑使用者・・・40代の男性
☑特記事項・・・服用薬・持病・目薬・アレルギーなし
☑車の運転・・・あり
☑妊娠・授乳中・・なし
☑その他・・・アレグラ使用中
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選んだ薬
ナザールスプレー
ナザールαAR0.1%
鼻づまりがひどい時の対応
花粉症治療の基本である第二世代抗ヒスタミン薬(アレグラなど)は鼻づまりへの効果が高くありません。ですから鼻づまりを強く感じる場合は別の薬を選ぶ必要があります。具体的には次の選択肢から選んでください。
【鼻づまり時の薬の選び方】
①第二世代抗ヒスタミン薬+血管収縮薬配合点鼻薬
②ステロイド点鼻薬⇒動画(2)「点鼻薬の選び方」参照
まず①はアレグラ等の第二世代抗ヒスタミン薬をベースに、鼻づまりを感じる時だけ点鼻薬を使用してもらう方法です。血管収縮薬配合の点鼻薬は即効性も高く飲み薬との併用が可能になり、おまけに値段も安価なので推奨しやすい薬です。
※ただし良く使用されている「クロルフェニラミン」は車の運転が禁止されている薬とそうでない薬があります。もし車の運転をする場合には運転が禁止されていない薬を選ぶようにしましょう。
次に②です。
もし鼻づまりがかなり強く長期化しそうな場合や、鼻水・くしゃみもひどい場合には【ステロイド点鼻薬】を選びましょう。こちらは鼻づまりがひどい時でも長期使用できる薬になります。
アレグラFXプレミアムは選択肢になるか
アレグラFXプレミアムという「アレグラ+プソイドエフェドリン(鼻づまりに有効)」の薬が発売されています。この薬は1つで鼻水・くしゃみ・鼻づまりに効果を発揮する便利な薬です。
ただ注意点として次の事が挙げられます。
☑使用期間の上限が2週間
☑他の抗ヒスタミン薬(クラリチンやアレジオン等)と併用不可
☑空腹時投与
中でも大変なのが他の抗ヒスタミン薬と併用が出来ない事です。そのため
アレグラFXプレミアム使用⇒2週間以内に第二世代抗ヒスタミン薬に切り替え
この手順を踏む必要がありますがこれを理解して徹底してもらう事は結構大変です。
もちろん1~2箱(5~10日分)を使用してもらい、その後普通のアレグラ等に切り替えてもらう事も可能ですが、そもそも現時点(2026年)で要指導医薬品のため薬剤師の販売が必須である事を考えると、点鼻薬の方が使い勝手が良い薬だと個人的には考えます。
ちなみにアレグラFXプレミアムに似た薬としてはロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ(第2類医薬品)がありますので、こちらを選択しても構いません。ただしプソイドエフェドリン等の量は少なめです。
【ロートアルガード鼻炎内服薬ゴールドZ】
メキタジン+プソイドエフェドリン+dl-メチルエフェドリン+ベラドンナ総アルカロイド
+シンイエキス+無水カフェイン
薬の接客例
今アレグラをお使いなんですね。アレグラなどの飲み薬は鼻水やくしゃみには向いていますが、鼻づまりは少し改善しにくいことがあります。そのため、飲み薬を変えても鼻づまりへの効果は変わらない事が多いです。
そこでおすすめな方法としてはアレグラを続けながら点鼻薬を併用する方法です。
こちらのナザールスプレーは、比較的早めに(目安として15分以内に)鼻づまりが和らぐことがあり、飲み薬と併用していただけます。
ただ使い続ける事でリバウンドする事もあるため2週間を超えての連続使用は避けるようにしてください。
もし鼻づまりが長引きそうな場合は、同じナザールシリーズのステロイド点鼻薬「αAR0.1%」のように、添付文書で最大3か月まで続けて使えるタイプもあります。長めにケアしたい方はこちらを選ばれる方も多いです。ただしこちらは毎日続けて使用する必要があります。
価格としてはナザールスプレーの方がお求めになりやすいので、まずはナザールスプレーをお試しいただき、症状が続くようならステロイド点鼻薬を検討してはいかがでしょうか。